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NHKの午前3時台、何故か高校家庭科を放送している。
一体誰が見るのだろう、誰にも見て欲しくなかったのかもしれない。
男性教師と若い2人の男女。3人が明るく元気に、何度もジェンダーと言い放つ。
男らしさ、女らしさはいけないことと教える。
ある大学の准教授が、学生に劇をさせ、男言葉、女言葉のない、乱暴なしゃべり方を肯定していた。
それでいて司会者の教師も大学准教授も、良識があり感じのよいしゃべり方。勿論女言葉ではない。
きちんとしゃべることが出来なければ、社会で正業を得て生活することは難しい。
彼らは家庭で妻や子供にも、こんなことを勧めているのだろうかと思った。
恐らくそうではないだろう。だとしたら、無責任なことは言わず、きちんとした話し方を教えるべきだ。
教師の最後のコメントは、耳を疑うものだった。
「人間は人間として生まれ男と女となり、最後には人間に戻るのだ」という。
そんなことはあり得ない。
幼児にも男らしさ、女らしさはあり、高齢者も男でも女でもなくなることはあり得ない。
観念的で間違っているし、ダブルスタンダードだ。
ジェンダージェンダーと何度も繰り返し、本当に不愉快な番組だった。
前政権も、ジェンダーは否定していたはず。
この教師は二度と使わないように、前回も抗議したのに、NHKには不信感が募る。
(絵理)
9月15日放送、テレビ朝日「緊急世界サミット“たけしのJAPAN”」を観た。
日本は、世界でどう評価されているかというテーマだ。オーストラリアが特に印象深かった。
オーストラリアグループは、日本の捕鯨調査を批判する。「鯨やイルカは利口なのに、何故殺すのか?日本人は他に食べ物があるのに、何故捕って食べるのか?」そこに科学的根拠はない。
私は過去に見た一枚の写真を思い出した。オーストラリアで羊の安定価格の為殺された子羊の死体が山になっている図だ。
彼らは、牛、豚、羊、あらゆる肉と部位を食べ、過去にアボリジニを狩猟していた。
オーストラリアの国営放送で包装された事例。レポーターが日本のオーストラリア大使の帰宅時を狙って、マイクを突きつけ、「調査の為に日本人を数人殺してよいか」と聞く。
又、今は放送されていない反捕鯨CMは、余りにも過激な内容で中止になった。イラストでしか表現できない。それは、日本人男性がレストランで鯨を注文すると、身体にモリを刺され、電気ショックを受ける。鯨の苦しみを日本人に与えるという残酷な内容。日本側は言葉を失っていた。
一般オーストラリア人の偏見を増す、この内容を放送する事に躊躇しなかったメディアの見識を疑う。
調査捕鯨なのに、肉を食べるのも反感をかっている原因という。「美味しいから食べる」という日本人に卑しさを感じているのだろう。
日本の側からすれば、捕鯨は何百年も続く歴史的文化だ。鯨のヒゲは伊勢神宮式年遷宮で新調する宝物にも使用されるのだという。日本人は鯨を食べ尽くし、無駄にしない事が鯨の供養になると解釈している。慰霊もされている。
こうした反論をして欲しいのだが、日本側は知識が乏しいお笑い芸人が中心で太刀打ち出来ない。
タレントの麻木久仁子が文化の差を指摘すると、若い男性が「文化の差と言うなら着物を着て来い」と暴言を吐く。
その瞬間、彼らの本音を聞いたと思った。
明治時代、日本は鹿鳴館を建設し、燕尾服やローブレコルテを着てダンスを踊った。彼らの文化を取り入れる事で、不平等条約改正を狙ったのだ。
十八世紀後半、日本人はじめ有色人種が洋服を着ることを選んだのだから、欧米人の論理に合わせろということか。
日本人はよく世界中の国々と仲良くすることが外交で、話せばわかると思い込んでいる。
しかし、この番組は、欧米人がどんなに身勝手な人種か日本人に周知出来て、意義があった。
我々は、植民地になった事がないから、差別される存在だと気づかない。
観光でなく、料理研修に行った日本人シェフが、フランスやイタリアで、すさまじい虐めにあうことを耳にする。
テニスの松岡修造も、世界の武者修行中、黄色人種である自分と誰も練習相手になってくれなかったと語っていた。
鳩山総理がアメリカに旅立ち、国連の場で温室効果ガス25%削減を表明する。
彼は日本が理想的な数値を示せば、リーダーシップを取り、世界の尊敬を受けると思っているのだろう。
しかし、見せ掛けの理想論に拍手したとしても、中国や世界がほくそ笑むだろう。彼らは自国の現状を改善することなく、日本にだけ数値の達成を責め立てるだろう。
高山正之氏が書いているが、日本以外の世界は腹黒い。悪賢い。自分勝手で厚顔だ。日本が努力しているのだから、他国もするだろう、とか、相手に歩み寄るやさしさなどあり得ない。「惻隠の情」という概念がないから、期待してはいけない。
国際連合の分担金が未だに減らないのがよい例だ。
温暖化も国益の問題だ。鳩山総理の発言は、これからの日本の将来に不利益をもたらすだろう。中国に技術を与え、巨額のお金を払う。排出権を買い取る。これ以上、資金を流出してはいけない。
本当に地球と世界の将来を考えるなら、日本が弱体化しては駄目だ。
日本が強い軍と経済を背景に、米中に対して公正な枠組みを作る事を要求できることが大切だ。
堂々と正論を表明することが、世界の為になる。
我々は、お人好しでつけこまれやすい。彼らの論理に沈黙することなく、反撃し論破しなければならない。時には報復も必要だ。
(絵理)
アメリカ、オバマ大統領の支持率は50%を切り、不支持率に近づいている。その大きな原因は、公的医療制度導入問題だ。アメリカ国民の内、4600万人が無保険だ。
オバマ大統領が「失業に寄って毎年15000人が保険を失っている。豊かな人々が少しずつだし合い公的保険を作ろう」と呼びかけた。
職とお金のある国民の半分は増税になるから反対だ。
表面上は言わないが、貧しい人や黒人、スパニッシュ系への差別意識もあるかもしれない。
保険会社は大きな利得権益を守る為、露骨な反キャンペーンをテレビで放送している。
公的保険の説明会では、議員が「社会主義者め!」と罵られている。
自由という名の下に、自分と家族が安泰であれば良い。自己責任という言葉で貧しい人や弱い人を切り捨てる。
それにしても日本人とは何と価値観が違う人たちなのだろう。彼らから見れば我々は社会主義者に近いかもしれない。年金も、医療も、負担額は差があるが、受けるときは平等に近い。医療格差もなく貧しい人も最高の医療が受けられる。
クリントンも(ブッシュはしようともしなかった)オバマも実現困難な医療制度を、日本は何十年も前に実現してきたのではないのか。
8月26日、三輪会長が自民候補応援で名古屋へ入ったので、チラシ配りのお手伝いをした。
その時、70歳位の女性が、今度は民主党に入れると言って噛みついて来た。
彼女の家族は公務員で、今まで自民党に入れて来た。こんな巨額な借金を作った自民党に怒りを感じるという。
しかし、彼女はおそらく、政府の年金、医療等の最も恩恵を受けている年代だ。
日本はヨーロッパやアメリカに比べ、階級社会はなく、格差は小さい。自民党に問題があるとはいえ、比較的上手くやってきたのではないか。
今回の選挙のマニュフェストは、民主党は「国民の生活が第一」と論点は福祉等身近なことばかり。
経済、外交、教育を論議することがなかった。メディアも全く興味を示さない。
日本人は平和と反映は保障されて当たり前という土台の上でしか考えない。社会に自分の不幸の原因を押し付け、国から利益を受けることばかり考えている。そして自国を悪く言い過ぎる。
逆に言えば危機感なく生きてこられた。我々はとても幸せな国民だと思う。
今まであった自民党や国の良い制度も、素直に認めなければやがて失ってその有難さに気づく事になる。
今回の選挙での判断による結果責任は、投票した国民一人一人にある。このことを充分に意識して民主党の政策を注視していこう。
政治家もポピュリズムに惑わされる事なく、信念を持って日本の為に働いて欲しい。
(絵理)
麻生内閣の支持率は“鳩の乱”で又も下がり、政権交代が現実味を帯びてきた。民主党の小沢、管、鳩山は韓国に外国人参政権付与を約束している。しかし、テレビ、新聞、各メディアは産経以外この論点を明らかにしていない。民主党政策調査会に電話してみる。
女性が出て、(外国人参政権は)最高裁で認められた、と言うので、主文で却下されており、傍論は意味がない、と言うと、これから議論して検討するがまだ決定されていない、マニフェストには書いてないと言う。2008年インデックスに書いてあると言うと、言葉を濁し、今は話したくない逃げ腰なのがありありと感じられた。
在日外国人は増加している。例えば、在日中国人は、正規52万、不法3万、永住10万、帰化9万、総勢70万の勢力だ。
外国人参政権が成立したらどうなるか。今後、左派と外国人が牛耳る地域が出てくるだろう。日本を内より侵略するトロイの木馬だ。民主党政権がこの恐るべき法律を成立させようとしていることをどれだけの日本人が知っているか?一度成立すればあとあと覆すのは難しい。メディアは年金や福祉削減の話ばかりしているが、この問題こそ論議すべきではないか。
アンケートをすれば、日本人の8割は反対するだろう。だからこそ民主党はこの問題を隠し、できるだけ国民に知らせたくないのだ。根拠のない財源でばらまきをすると言って、政権を取るためには手段を選ばない民主党。
国民も自己の利益ばかりに関心を持つのではなく、安保、教育などしっかり論議しなければならない。正確な歴史観とアイデンティティを持ち、高い見識を持つべきではないか。日本が弱体化し、崩壊すれば、年金どころではない。