細野民主党議員の発言に仰天
5月30日のフジ系番組『新報道2001』では普天間問題について与野党議員による議論が映じられた。
その番組の中で民主党の細野豪志議員が述べた言葉に仰天した視聴者は多かったのではないだろうか。
それは昨年鳩山総理が約束した5月末までの決着が実現しなかったことについての弁明である。
細野議員は
「自民党政権での現行案は決定まで十数年もかかっている。それに比べて民主党政権は発足してまだ8カ月であり、この短期間で満足な決着が得られなかったとしてもそれは仕方がないことだ」
というのだ。
国民とりわけ沖縄県民とすれば「おいおい、何ということをほざくのだ」とびっくり仰天したであろう。
もし政権交代して8カ月ではムリだというのなら、なぜ民主党は昨年12月「米国、地元、連立与党が納得する結論を5月末までに出す」と胸を張って宣言をしたのか。
公約しておきながらそれを実現できなくなったら「時間が少なかったから」というのではあまりにも無責任極まりない。
せめて「自民党は現行案に辿りつくまで十数年もかかった。民主党はこれから百年、二百年をかけて自民党政権より優れた解決を図る。それまでは普天間の危険と苦痛は固定化されるが、沖縄の皆さんにはそれを辛抱していただきたい。
二百年後には必ず御満足をいただけるように職を賭して頑張る」というほうがまだ少しは誠実ではないか。
今回のようなトリッキーな政治は赦されない。
それとも朝三暮四の意を問われて朝令暮改を説明するようなアホな代表を戴く党だからそうしたその愚かさにも国民は納得しなければならないのか。
自分たちの体面を取り繕うだけの政党にこれからも苦痛を背負わされる国民こそ悲劇である。(灯台守)
その番組の中で民主党の細野豪志議員が述べた言葉に仰天した視聴者は多かったのではないだろうか。
それは昨年鳩山総理が約束した5月末までの決着が実現しなかったことについての弁明である。
細野議員は
「自民党政権での現行案は決定まで十数年もかかっている。それに比べて民主党政権は発足してまだ8カ月であり、この短期間で満足な決着が得られなかったとしてもそれは仕方がないことだ」
というのだ。
国民とりわけ沖縄県民とすれば「おいおい、何ということをほざくのだ」とびっくり仰天したであろう。
もし政権交代して8カ月ではムリだというのなら、なぜ民主党は昨年12月「米国、地元、連立与党が納得する結論を5月末までに出す」と胸を張って宣言をしたのか。
公約しておきながらそれを実現できなくなったら「時間が少なかったから」というのではあまりにも無責任極まりない。
せめて「自民党は現行案に辿りつくまで十数年もかかった。民主党はこれから百年、二百年をかけて自民党政権より優れた解決を図る。それまでは普天間の危険と苦痛は固定化されるが、沖縄の皆さんにはそれを辛抱していただきたい。
二百年後には必ず御満足をいただけるように職を賭して頑張る」というほうがまだ少しは誠実ではないか。
今回のようなトリッキーな政治は赦されない。
それとも朝三暮四の意を問われて朝令暮改を説明するようなアホな代表を戴く党だからそうしたその愚かさにも国民は納得しなければならないのか。
自分たちの体面を取り繕うだけの政党にこれからも苦痛を背負わされる国民こそ悲劇である。(灯台守)
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