第117回月例会
「自民党は変わったか」
冒頭、今年度の事業計画案が話し合われた。詳細については六月七日の総会で正式発表されるので、楽しみにお待ち願いたい。
さて、サブタイトルは、参加者の一人の「小泉政権で自民党の本質が変わったのではないか」との提言に基づく。ここでいう「本質」とは、田中角栄に代表される旧来の金権体質を指すらしい。そして、今はそれを小沢民主党が受け継いでいると(まあ取り立てて目新しい考えではないが)。
その小沢氏の秘書逮捕について、民主党は「選挙が近い時期に行うとは、政治的意図に基づく国策捜査だ」とかまびすしいが、では選挙が近いという理由で逮捕を控えるのは、政治的意図に基づかないのか。
「中日新聞に抗議」
ここで、中日新聞の「南京大虐殺記念館写真展」報道に対する抗議に赴かれたS氏が登場。抗議の詳細を報告された。
対応に出た社会部の部長は元産経の記者で、思想としては保守であり、担当記者の初稿は偏向が甚だしいので、訂正させたとのこと。即ち、この人物の指示により、「日本政府としての公式見解はなく」「虐殺はなかったとする学者もいれば」という一文が挿入されたのだという。また今後も、公正さを保つ努力をするとの言質を取り付けた。その中でわかったことは、中日は南京事件に関して、社としての見解もなく、ろくに勉強もしていないということだ。
その社会部長氏の話によれば、自分は所謂右寄りの記事も随分書いており、チェックが入ったこともないという。ともあれ、五月三日の憲法フォーラム、「南京の真実第二部」上映会、及び戦争展を取材に訪れることを確約したとのことであった。
ところで問題の展示であるが、例えば「焼死体」と称する写真を見ても、実際はどう見ても溺死体だったり、武装解除された大量の捕虜が座っているだけの写真に、「彼らを殺せという軍命令があった」というキャプションをつけて印象操作をするといった出鱈目ぶりであった。
それらの捕虜は解放されて郷里に帰ったのであり、殺されてなどいないことは言うまでもない。
他にも、NHKの「シリーズJAPANデビュー」の問題、市長選など、話題は尽きないが、続きは飲み会ということで、第百十七回月例会は無事お開きとなった。
なお現在、映画「靖国」の監督を、肖像権の侵害だとして、インタビューを受けた刀匠が訴えている。
冒頭、今年度の事業計画案が話し合われた。詳細については六月七日の総会で正式発表されるので、楽しみにお待ち願いたい。
さて、サブタイトルは、参加者の一人の「小泉政権で自民党の本質が変わったのではないか」との提言に基づく。ここでいう「本質」とは、田中角栄に代表される旧来の金権体質を指すらしい。そして、今はそれを小沢民主党が受け継いでいると(まあ取り立てて目新しい考えではないが)。
その小沢氏の秘書逮捕について、民主党は「選挙が近い時期に行うとは、政治的意図に基づく国策捜査だ」とかまびすしいが、では選挙が近いという理由で逮捕を控えるのは、政治的意図に基づかないのか。
「中日新聞に抗議」
ここで、中日新聞の「南京大虐殺記念館写真展」報道に対する抗議に赴かれたS氏が登場。抗議の詳細を報告された。
対応に出た社会部の部長は元産経の記者で、思想としては保守であり、担当記者の初稿は偏向が甚だしいので、訂正させたとのこと。即ち、この人物の指示により、「日本政府としての公式見解はなく」「虐殺はなかったとする学者もいれば」という一文が挿入されたのだという。また今後も、公正さを保つ努力をするとの言質を取り付けた。その中でわかったことは、中日は南京事件に関して、社としての見解もなく、ろくに勉強もしていないということだ。
その社会部長氏の話によれば、自分は所謂右寄りの記事も随分書いており、チェックが入ったこともないという。ともあれ、五月三日の憲法フォーラム、「南京の真実第二部」上映会、及び戦争展を取材に訪れることを確約したとのことであった。
ところで問題の展示であるが、例えば「焼死体」と称する写真を見ても、実際はどう見ても溺死体だったり、武装解除された大量の捕虜が座っているだけの写真に、「彼らを殺せという軍命令があった」というキャプションをつけて印象操作をするといった出鱈目ぶりであった。
それらの捕虜は解放されて郷里に帰ったのであり、殺されてなどいないことは言うまでもない。
他にも、NHKの「シリーズJAPANデビュー」の問題、市長選など、話題は尽きないが、続きは飲み会ということで、第百十七回月例会は無事お開きとなった。
なお現在、映画「靖国」の監督を、肖像権の侵害だとして、インタビューを受けた刀匠が訴えている。
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